7/18　今日は何の日　光化学スモッグなど

1956年に売春防止法ができ、1958年に赤線が廃止され、1955年頃から東京や大阪で深夜まで営業する喫茶店が流行し始め、

娼婦が赤線のカフェーから深夜喫茶に仕事場を移していった。深夜喫茶が急増したため、1956年07月18日に、東京都が深夜喫茶取締条例を公布した日です。

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娼婦だけでなく、青少年の不良化の温床と考えられたようであった。東京オリンピックのあった1964年、深夜喫茶を夜11時までの営業とする条例に改正が行われ、娼婦たちは深夜喫茶からも追い出された。

2020年の東京オリンピックに向けて昨年から訪日外国人観光客が急激に増えていることもあり、東京をグローバルスタンダードに合わせようとする流れが起きているようです。合法店が準備を進めるが、五輪を前に風俗業界への規制が強化されるという見方もあるそうですね。

警視庁では、最新の東京都青少年の健全な育成に関する条例の概要、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例等の一部改正についてを紹介している。

ちなみに1960年代は映画館新築ブームが到来し、東京では敗戦時の4倍452館の映画館になったそうな、今の映画館のスクリーン数はこの頃の半分以下まで減ってしまっているようですね。

さらに今日は光化学スモッグの日です。

1970年、東京都杉並区にて日本で初めて観測された事に由来します。

光化学スモッグとは、自動車や工場などから排出された窒素酸化物や、ガソリンやシンナーなどに含まれる炭化水素などが、太陽の紫外線で光化学反応を起こし、光化学オキシダントという新たな物質に変化する事です。

光化学オキシダントの濃度が高くなるとスモッグ状態となり、白いモヤがかかったように見えます、この現象を光化学スモッグと言います。

1970年の今日、杉並区の高校で体育の授業中に女子生徒が目の痛みや頭痛を訴え、その後倒れて病院に運ばれました。

同様の症状を訴えた生徒40人強も含め、この原因は光化学スモッグであると断定されました。

この事件を重く受け止めた気象庁は、酷い場合には手足の痺れや皮膚の痛みにまで発展し人体に非常に悪影響を及ぼすとして、高濃度の光化学オキシダントが観測・予測される場合には各都道府県が「光化学スモッグ注意報」「光化学スモッグ警報」などを発表する事になりました。

これらが発表された場合、学校や公共施設などに情報に応じた色の掲示板や旗を立てて知らせる場合が多く、一般に、予報は緑色、注意報は黄色、警報はオレンジ色、重大緊急報はえんじ色となっています。 1980年代以降、各種対策により光化学スモッグの観測例は激減し、人々の記憶からは遠ざかっていましたが、ここ数年、関東地方を中心に再発しています。

近年では2004年が最も多く、22都府県で延べ189日の注意報発令があり、393人の被害の届け出がありました。注意報発令日は、千葉県が28日で最も多く、次いで埼玉県23日、東京都と茨城県が18日となっています。

被害者は東京都、福島県、千葉県の順に多かったようです。光化学スモッグが発生しやすい条件は・日中の最高気温が25度以上・午前9時以降の日照時間が2時間半以上・無風、または弱い風・地表と上空1,000mの気温差が7度以上・夏型の気圧配置で等圧線の間隔が広いとなっています。

皆さんも気を付けてください('ω')ノ